衆院本会議 公職選挙法改正案が審議入り
衆議院の定数10削減と「1票の格差」是正に向けた選挙制度改革について、与党と民進党がそれぞれ提出した関連法案が、22日の衆議院本会議で審議入りした。与党は与党案の来週中の衆院通過を目指している。
選挙制度改革をめぐり与党が提出した関連法案は、衆議院の定数を10削減することや、新たな議席配分方法である「アダムズ方式」を2020年の国勢調査に基づき導入することが柱。
一方、民進党は与党案について「改革の先送りだ」と批判しており、2010年の国勢調査に基づき「アダムズ方式」を導入する対案を提出した。
両案は、22日の衆議院本会議で趣旨説明が行われ審議入りした。与党は、来週中の与党案の衆院通過を目指しており、今国会で成立する見通し。