夏の参議院選挙の行方を占う衆議院北海道５区と京都３区の補欠選挙の投票が行われ、京都３区の補欠選挙は、民進党の前職・泉健太さんが当選確実となった。

　衆議院京都３区の補欠選挙で当選確実となったのは、比例代表から転身した民進党の前職・泉健太さん。自民党の前議員が女性問題で辞職したことに伴う今回の補欠選挙は自民党と共産党が候補者擁立を見送り、野党同士が争う異例の展開となっていたが、京都に地盤がある泉さんは、衆議院議員を５期務めた実績などを訴え、当選を確実にした。

　一方、初めての国政選挙となったおおさか維新の会は、地元にゆかりのない“落下傘”の新人を擁立し、自民支持層などの取り込みも狙ったが及ばなかった。