露への経済協力「平和条約と同時並行的に」
世耕官房副長官は20日夜、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、今月の日露首脳会談で、ロシア側に提案した8項目の経済協力プランについて、「平和条約締結交渉と同時並行的に進めていくべき」と述べた。
世耕官房副長官「政治と経済、すなわち平和条約交渉と経済プロジェクト、基本的には同時に並行的に進んでいくべき問題。どちらかだけが一方的に先に進むことはない」
ロシアとの北方領土問題の解決について世耕氏は、「常に政治と経済をセットにして、日露関係全体をよくしていくことが非常に重要だ」と述べた。
また、今月の首脳会談で安倍首相とプーチン大統領が合意した領土問題解決に向けた「新たなアプローチ」について、世耕氏は、「グローバルな視野で日露協力を進めるための領土問題の解決、という視点を持つことだ」と解説した。