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首相、二階氏と会談 自民党幹事長に起用へ

2016年8月1日 13:45
首相、二階氏と会談 自民党幹事長に起用へ

 自民党の役員人事を巡り、安倍首相は、ケガで入院中の谷垣幹事長を交代させ、後任に二階総務会長を起用する意向を固めた。

 安倍首相は1日午前、首相官邸で二階総務会長と会談した。正式に幹事長就任を要請したものとみられる。二階氏はこれまで、自民党総裁任期の延長を主張するなど安倍首相を支える姿勢を鮮明にしてきた。一方、党の要の交代により政権内部の力関係が変化する可能性もあり、今後、他の人事でどうバランスをとるかが焦点となる。

 また、内閣改造では、外交の継続を重視する観点から岸田外相の留任が内定した。さらに、参院選の指揮をとった茂木選挙対策委員長と、安倍首相に近い稲田政調会長を重要閣僚で処遇する方向。石破地方創生担当相にも閣内残留を求めている。

 一方、参院選を受けた臨時国会が1日に召集され、初当選した議員たちが議員バッジを受け取った。

 自民・今井絵理子議員「福祉の問題、そしてまた沖縄出身として沖縄の問題にも取り組めるように、頑張って頑張っていきたいと思っています」

 民進・杉尾秀哉議員「参議院に杉尾ありと言われるようになりたいし、ならなきゃいけないと思ってます。できれば(予算委員会で)安倍首相と対決したいとそういう感じがします」

 共産・山添拓議員「私は最年少で当選することができました。若い世代の生きづらい社会を変える力になりたいと思っている」