日米当局者“可能な限り強い制裁”で一致
北朝鮮による核実験や弾道ミサイルの発射を受け、日本とアメリカの外交当局者が協議し、北朝鮮に対し、「可能な限り強い制裁措置」を取ることで一致した。
協議は、外務省の金杉アジア大洋州局長とアメリカ国務省のソン・キム北朝鮮担当特別代表との間で行われた。両氏は、国連の安全保障理事会での新たな制裁決議や各国独自の追加制裁の検討など断固たる措置をとることで一致した。
ソン・キム北朝鮮担当特別代表「北朝鮮の行動に対して、日米は国連安保理などで緊密に連携し、可能な限り強い措置を取っていきます」
また両氏は、国連安保理での制裁強化に向け、北朝鮮と関係の深い中国への働きかけを強めていくことでも一致した。
ソン・キム特別代表は、このあと、韓国も訪れ、日米韓3カ国の連携を確認することにしている。