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消費活動の新統計指標を検討開始 総務省

2016年9月15日 21:47
消費活動の新統計指標を検討開始 総務省

 消費活動の動きをより正確に把握する、新たな統計指標を作るための検討会の初会合が15日午後、総務省で開かれた。

 この検討会は、経済学や統計学の専門家のほか、指標を使うエコノミストもメンバーに加え、高市総務相が立ち上げたもの。

 毎月発表される家計調査には「1人世帯やネット通販による消費が含まれない」「高齢者世帯の動きが色濃く反映されている」といった批判が政府内でも出ている。そのため、検討会は、電子マネーに絡むビッグデータの活用や、外国人観光客による消費をどう扱うかなどを話し合い、来年3月末までに新たな統計指標について一定の方向性を打ち出す方針。

 ただし、統計手法の開発や法改正に時間がかかるため、新たな統計指標が出せるのは早くても3年後になりそうだ。