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大使の一時帰国など対抗措置 慰安婦像設置

2017年1月6日 12:42
大使の一時帰国など対抗措置 慰安婦像設置

 韓国・釜山の日本総領事館前に先月、慰安婦像が設置された問題をめぐり、菅官房長官は6日、長嶺駐韓国大使の一時帰国や日韓ハイレベル経済協議の延期などの対抗措置をとることを発表した。

 菅官房長官「長嶺駐韓国大使および森本在釜山総領事の一時帰国、日韓ハイレベル経済協議の延期、その措置をとることを決定をいたしました」

 菅官房長官は対抗措置をとった理由として、「慰安婦問題をめぐる日韓合意にもかかわらず慰安婦像が設置されたことは、日韓関係に好ましくない影響を与えるとともに、領事関係に関するウィーン条約に照らして、極めて遺憾だ」としている。

 菅官房長官は「韓国側に日韓合意の着実な実施を求めていきたい」と述べた。