小泉氏、無所属議員の出席を条件付きで解禁
自民党の小泉進次郎農林部会長は2日から「農林部会」への無所属議員の出席を条件付きで解禁し、さっそく無所属の鈴木貴子議員が出席した。
この問題は自民党が去年、国会で統一会派を組む無所属議員に党の会議への出席を認め、小泉議員ら党内の若手議員が反発していたもの。小泉議員はこれまで、自らが会長を務める「農林部会」への出席を拒んできたが、自民党が1日、会議への出席は国会審議に関わる議題に限定するなどの条件を付けることを決めたため、出席を認める方針に転じた。
これを受けて2日、無所属の鈴木議員が初めて農林部会に出席した。
鈴木議員「これからはしっかりと、毎回できるだけ出席をさせていただきながら、同じ目的、目標に向かって勉強を積んでまいりたいなと思っております」
小泉農林部会長「なし崩し的に進めていくのは、私は党のありかたとして大きな問題だと思っていましたから、今回こうやって整理ができたことは良かったと思います」
ただ、党内では無所属議員と選挙区で競合する議員らの警戒感は払しょくされておらず、今後も火種はくすぶりそうだ。