“共謀罪”めぐり民進党が金田法相を追及
「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ法案をめぐり、民進党の山尾前政調会長は金田法相に法律の必要性を示す事例を挙げるように求めた。
山尾議員の追及に対して、金田法相は「法案ができるまで待って欲しい」と繰り返した。
民進党・山尾議員「必要性なしに人権を制約することを何て言うか知ってますか。人権侵害って言うんですよ。だから検討中ということは理由になりません。あることはあるというなら事例その4、おっしゃってください」
金田法相「その立法事実はあるわけであります。そして私から申し上げられることは、非常に重要な罰則を含めて規定を検討するわけでございますから、それはしっかりと検討のプロセスというものを、大事にしていかなければいけないというふうに私は感じております。成案ができるまでぜひお待ちいただきたいと思います」
山尾議員はさらに「法律の必要性を示す事例がないなら法案の提出をやめてください。必要性を説明できないなら大臣を辞めてください」と迫った。これに対して金田法相は「今、法案を準備している。同じことしか言えない場合もあることを理解してもらわないといけない」と訴えた。