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北発射受け ミサイル防衛で自民チーム会合

2017年3月8日 21:05

 北朝鮮によるミサイル発射を受け、自民党は8日、ミサイル防衛に関する検討チームの会合を開き、新たな防衛装備品の導入を求める提言を今月中にも行う方針を確認した。

 座長の小野寺五典元防衛相は「北朝鮮が、在日米軍基地を標的にした訓練と発言しており、この問題は新たなステージに入った」と危機感を示し、現在のミサイル防衛体制の課題について活発な議論を呼びかけた。出席した議員からはアメリカ軍との協力体制や防衛装備品の再点検を進めるべきだとの意見が多く出された。

 検討チームでは今後、アメリカの最新式迎撃ミサイルシステム「THAAD」の日本への導入の是非についても協議し、今月中にも提言を取りまとめたい考え。