NHKが謝罪 世論調査の対象1200人分の個人情報を紛失
NHKは2日に緊急会見を開き、世論調査の対象者1200人分の個人情報を紛失したとして謝罪しました。
NHKが紛失したのは、放送文化研究所が去年11月の世論調査を行う際に使用した1200人分の名簿です。
原則半年の保管期限を迎え、今週火曜日(先月30日)に廃棄するため管理棚から出そうとしたところ、紛失に気付いたということです。1200人は27の府と県に住んでおり、名簿には住所、名前、生まれた年、性別が書かれていました。
8年前に自ら定めた管理規則では「管理台帳」の作成が義務付けられていましたが、紛失が起きた「世論調査部」では管理台帳が一度も作られていませんでした。
NHKはこれまでのところ、紛失した個人情報の悪用などは確認されていない、としています。