出入国管理法改正案が審議入り 首相が説明
今の国会の焦点となっている、外国人労働者の受け入れを拡大するための出入国管理法改正案の審議が13日から衆議院本会議で始まった。
安倍首相は、近日中に示す外国人労働者の受け入れ見込み数が事実上の上限になると表明した。
安倍首相「近日中に業種別の初年度と、5年後の現段階での受け入れ見込みの数をお示しする予定です。大きな事情変更がない限り、この数字を超えた受け入れは行われないことから、その意味で受け入れ数の上限として運用することとなります」
安倍首相はさらに、今後、5年ごとに向こう5年間の受け入れ見込み数を示すとした上で、各業種の雇用情勢に大きな変化がなければ向こう5年はその数を受け入れの上限とすると説明した。
一方、立憲民主党の山尾議員は改正案による新たな在留資格は永住への道を開くものではないかと安倍首相をただした。
立憲民主党・山尾志桜里議員「『移民政策ではない』という無意味なワンフレーズでごまかすことはやめるべきです」
安倍首相「(新たな在留資格は)永住許可要件を緩和するものでないものと承知しております」
早ければ今週中にも法務委員会で本格的な審議が始まるが野党側は徹底抗戦の構え。