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厚労省“不適切調査”菅長官「深くおわび」

2019年1月12日 0:42
厚労省“不適切調査”菅長官「深くおわび」

国が賃金や労働時間を把握するために行っている調査が不適切な方法で行われていた問題で、本来より少なく給付された失業給付などの総額は、567億円あまりにのぼることがわかった。

菅官房長官「国民の皆さんにご迷惑をおかけしましたことを、深くおわび申し上げたいと思います」

菅官房長官は陳謝した上で、閣議決定した来年度予算案を修正して、追加給付に必要な予算を確保するとともに、政府全体の統計の点検を行うよう指示したことを明らかにした。

一方、野党は批判を強めている。

共産党・小池書記局長「(おととしまでに)厚生労働省はこのデータに問題があるということを、把握していたはずであります。深刻な偽造・ねつ造だと言わざるを得ない」

国会では、できるだけ早くこの問題に関する質疑を行う方向。