勤労統計“不適切調査”首相、必要な対策を
国が賃金や労働時間を把握するために行っている調査(毎月勤労統計調査)が不適切な方法で行われていた問題をめぐり、安倍首相は、政府・与党の会議で「大変、重く受けとめている」と述べ、必要な対策を講じる考えを示した。
安倍首相「誠に遺憾であり大変重く受けとめています。国民の皆様に不利益が生ずることのないよう万全を期して必要な対策を講じてまいります」
安倍首相は、さらに「政策を進める上で、統計はきわめて重要だ」と指摘した上で「こうしたことが二度と起こらないように点検し、再発防止をはかりたい」と強調した。