新元号手続き「平成を踏襲」 政府が発表
政府は「平成」に代わる新しい元号を4月1日に発表するにあたり、平成を決めた時の手続きを踏襲することを決定した。
菅官房長官「平成改元時の手続きを踏襲することを確認し、現行の『元号選定手続きについて』に基づいて行うこととし、その旨を閣議で説明しました」
菅官房長官は8日、元号選定の手続きを検討する会議を開催し、平成を決めた時と同じ手続きにすることを決定したと発表した。
これにより、新元号は、安倍首相が数人の有識者に考案を依頼し、その中から菅長官が内閣法制局長官の意見を聞いて数個の案を選定する。その後、各界の有識者や衆参両院の議長らに意見を求め、全閣僚の会議で協議して最終的に閣議で決定される。
さらに、新元号は漢字2字で読み書きしやすいなど、これまでの6つの条件を踏襲することも確認した。
なお、菅長官は、元号を改める政令は、4月1日に決定・公布することを明らかにした。