日本の文化財 防火対策を緊急点検
フランス・パリの観光名所、ノートルダム大聖堂で起きた大規模火災を受けて、日本政府は国内の文化財の防火対策の緊急点検を始めた。
これは菅官房長官が明らかにしたもので、文化庁が、全国の国宝や重要文化財の防火対策などについて緊急点検を行っているという。
菅長官「政府としては、その(点検)結果をふまえて、着実な防火対策の実施や補助事業の活用の促進、防火対策・安全対策をしっかり取り組んでいきたいと思います」
一方、世界中からノートルダム大聖堂再建のための寄付が集まっていることについて、菅長官は改めて「フランス側から具体的な要請があれば、その内容に即して検討し、積極的に対応していきたい」と述べた。