19日に開幕するG7広島サミットで、各国首脳へのお土産のひとつとして、地元広島・呉市の高級万年筆が贈られることがわかりました。

アメリカのバイデン大統領らG7首脳へのお土産として贈られるのは、広島・呉市内に本社を持つ1911年創業の老舗メーカー「セーラー」の万年筆です。

万年筆を贈る理由について関係者は、「環境に配慮する持続可能性の観点から、長く使うことができる万年筆を選んだ」と話しています。

一方、各国首脳のパートナーに対しては、広島市内の工芸品店「高山清」のお椀が贈られます。お椀は広島漆器と呼ばれる伝統の品で、岸田首相の妻・裕子夫人が自ら漆塗りを施しました。

裕子夫人は「食卓でお椀を使う際に日本文化や広島のこと、G7や平和のことを思い出してほしい」と話しています。