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落選の小里農水相「当然辞任」、石破首相からは慰労の言葉…衆院選後、初の閣議で

2024年10月29日 14:33
落選の小里農水相「当然辞任」、石破首相からは慰労の言葉…衆院選後、初の閣議で

29日午前、衆議院選挙後初めての閣議が首相官邸で開かれ、今回の選挙で落選した小里泰弘農水相や牧原秀樹法務相も出席しました。

閣議終了後、小里農水相は記者団の取材に対し「議員としての身分を失う以上は大臣としての役割を果たすことはできません。僕は当然辞任することになります」と述べました。

また、石破首相に選挙落選のおわびを伝えたことと、石破首相から「再起を期して頑張ってください」と慰労の言葉があったことを明らかにしました。

その上で、「せっかく石破首相から農林水産大臣としての役割を託されたにもかかわらず、また自分自身、農政について描いているビジョンや方向性を持ち合わせていたが、それが実行できなくなったことに大変苦痛な思いがあります」などと心境を述べました。

一方、辞任のタイミングについては「ご迷惑をおかけしない形の対応をしたい」と述べるにとどまりました。

落選した2大臣の処遇について林官房長官は、「特別国会までは引き続き責職を果たしていくものと認識している」としています。

最終更新日:2024年10月29日 22:37