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“口利き見返りに金銭要求”元秘書らが証言

2019年8月28日 0:02
“口利き見返りに金銭要求”元秘書らが証言

外国人労働者の在留資格申請をめぐり、上野宏史厚生労働政務官が、法務省に口利きをした見返りに、人材派遣会社に金銭を求めていたと、元秘書らが日本テレビの取材に対し証言した。

元秘書らによると、上野厚労政務官は今年、知り合いから紹介された人材派遣会社が外国人労働者の在留資格申請をした際に、法務省にいつ申請が通るかなどを問い合わせ、その見返りに、1件2万円の口利き料を得ようとしたという。

元秘書が「これはよくないやり方」だと指摘すると、上野政務官は「党費にあてるんで、遊びでやっているんじゃない」などと述べたという。この元秘書らは日本テレビの取材に対し、金銭の授受には直接関わっていないと述べている。

法務省は27日、野党のヒアリングに対し、「個別の申請について答えは差し控える」としている。上野政務官は取材に応じていないが、事務所は「対応を検討している」とコメントしている。