“れ新”木村議員が初質問 重い障害に対応
今年7月の参議院選挙で初当選した、重い障害がある「れいわ新選組」の木村英子参議院議員が初めての国会質問に臨んだ。政府に対し災害時の避難所のバリアフリー化などについてただした。
れいわ新選組・木村英子議員「災害時の障害者への対応はいまだに一向に進んでいません。障害者が避難をできるようにするためには、合理的配慮を踏まえた避難計画が必要ですが、現在、国ではどのような対策をとっているのでしょうか」
今井内閣府大臣政務官「個別の避難計画を策定しておくことは、要支援者の避難支援のためにも、最も重要であると考えており、引き続き市町村における取り組みの促進を図ってまいりたいと思っております」
参議院によると、介助者が必要な議員の質問は初めてだという。委員会室では木村議員に合わせたスタンドマイクが用意され、発言する際には介助者が代わりに手を上げた。