ALSの舩後議員が初質問 電子機器音声で
次第に全身を動かせなくなる難病「ALS」を患う、れいわ新選組の舩後靖彦参議院議員が、初めての国会質問にのぞんだ。国会では初めて、電子機器の音声による質問が認められた。
れいわ新選組・舩後議員「新人議員として、未熟ではございますが、皆様のお力をおかりしながら精一杯取り組む所存です」
舩後議員は冒頭、電子音声による挨拶を行った後、秘書が代読する形で、消費増税の影響などについて政府の見解をただした。
政府側の答弁に対してさらに質問を重ねる際には、委員会を10分ほど中断し、その場で舩後議員が介助者とともに五十音表を使って質問を作成した。
質問を終えた舩後議員は、今後の課題について、「質問作成に時間がかかり、今後、改善したい」などと述べた。