日フィンランド“対ロシアで結束” 両首脳が一致
岸田首相がフィンランドのマリン首相と会談し、ロシアによるウクライナ侵攻を非難するとともに、両国が結束して対応することで一致しました。
会談で岸田首相は、「ロシアによるウクライナ侵略は国際秩序の根幹を揺るがす行為だ」と述べました。これに対しマリン首相は、「ロシアのウクライナに対する戦争は、グローバルな環境に大きな変化をもたらした。中国はその力をどのように使うか画策をしているのではないか」と指摘しました。
会談で両首脳は、ロシアに対し、結束して対応していくことで一致しました。
岸田首相「ロシアによる侵略をともに強く非難するとともに、日本とフィンランドを含む普遍的価値を共有する国々で結束して、毅然(きぜん)とした対応を続けていくことで一致をいたしました」
終了後の会見で、マリン首相は「民間人に対する残虐行為は今も続いている。ロシアの戦争は止めなくてはいけない」と強調した上で、フィンランドが近くNATOへの加盟申請をするとの見通しを示しました。