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“台湾有事”の軍事介入は 岸田首相「日米の立場変わっていない」

2022年5月26日 15:02
“台湾有事”の軍事介入は 岸田首相「日米の立場変わっていない」

アメリカのバイデン大統領が台湾有事の際に軍事的に関与する考えを示したことについて、岸田総理大臣は日米の立場は従来と変わっていないとの認識を示しました。中継です。

岸田首相はアメリカ・バイデン大統領の発言後にホワイトハウスが発言を修正したことや会談の場で基本的な立場を確認したことなどを理由に立場は従来と変わらないとの認識を示したものです。

立憲民主党・泉代表「バイデン大統領が台湾有事について軍事関与ということを表明されましたね。アメリカの曖昧戦略、変わった、変わっていない、どのように考えていますか」

岸田首相「台湾に関しましては、両国の基本的な立場には変更がない。こうしたことを会談の中では確認をしておりました。記者会見で、ご発言があったこと、これは承知していますが、その後、米国のほうから、従来の台湾に対するこの考え方、これは変わっていないという、説明もつけ加えられていると承知をしております。いずれにせよ会議の中でも確認しておりますので、日米の立場は従来と変わっていないと認識をしております」

また、泉代表が円安についての認識を質したのに対し、岸田首相は「私の立場から為替の水準について申し上げることは控える」とした上で「為替が急激に変動することは望ましくない」と改めて繰り返しました。