新型コロナウイルスの感染拡大によって生活が困窮している大学生などを対象に公明党は、１人あたり１０万円の給付を行うよう、萩生田文部科学大臣に申し入れました。来週にも閣議決定される見通しです。

公明党、斉藤幹事長「（大学生などに）１人１０万円の現金給付を行うこと、給付にあたっては迅速に手続きを行い、早急に学生等の手元に届けること（と申し入れた）」

公明党の斉藤幹事長は萩生田大臣と面会し、住民税非課税世帯や、それに準ずる世帯の大学生や大学院生などおよそ５０万人を対象に一律現金１０万円の給付を求めました。

萩生田大臣は「早急に対応していきたい」と述べ、奨学金制度を利用した給付を早急に開始する考えを示しました。

給付に必要なおよそ５００億円の財源は、先週成立した補正予算の予備費が活用される予定で、来週にも閣議決定される見通しです。