政府は緊急事態宣言が続く首都圏の１都３県と北海道について、２５日に宣言を解除する方向で最終調整しています。

政府は宣言の解除について、感染状況や医療提供体制などを総合的に見て判断しますが、東京都、千葉県、埼玉県では「直近１週間の新たな感染者数が１０万人あたり０．５人程度以下」の目安を下回っています。

北海道と神奈川県はこの目安を上回っていますが、西村担当大臣は２３日、全体として「良い傾向が続いていると認識している」と述べています。

政府は２４日も新規感染者の減少傾向が続いていれば、２５日、所定の手続きを経て、東京など首都圏の１都３県と北海道の緊急事態宣言を解除し、安倍総理大臣が会見する方針です。また、経済活動を再開するためのガイドラインも発表する方向で調整しています。