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韓国“提訴”再開に茂木外相「極めて遺憾」

2020年6月3日 18:42

茂木外相は3日、韓国の康京和外相と電話で会談しました。輸出管理の強化をめぐり韓国政府がWTOへの提訴手続きの再開を発表したことについて、茂木外相は「極めて遺憾だ」と伝えました。

電話会談では韓国政府が、2日に輸出管理の強化をめぐりWTO(=世界貿易機関)への提訴手続きの再開を発表したことが取り上げられ、茂木外相は康外相に「懸案の解決に資さず、極めて遺憾だ」と伝えました。

これに対し、康外相は「日本側が提起した問題を全て解消したにもかかわらず、措置が維持されている」として深い遺憾の意を表した上で輸出管理措置の早期撤回を求めたということです。

また、茂木外相はいわゆる元徴用工訴訟について、「差し押さえられている日本企業の資産が現金化されれば深刻な状況を招くので、避けなければならない」と伝えたということです。