“予備費10兆円”5兆円使い道説明で合意
来週、国会に提出される予定の、第2次補正予算案に盛り込まれた予備費10兆円について、与野党は、この内の5兆円分の使いみちを、政府が事前に説明することで合意しました。
あらかじめ使いみちが決まっていない10兆円の予備費をめぐっては、野党側が「あまりに巨額で国会がチェックできない」などとして、減額を求めていました。
こうした中、与野党の国対委員長が、5日朝、会談し、10兆円の内、5兆円分については雇用の維持などに1兆円、中小企業への給付金などに2兆円、医療体制の強化に2兆円と示すと共に、麻生財務大臣が来週、国会での演説で説明することで合意しました。
これを受け、第2次補正予算案は11日にも成立する見通しとなりました。