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原発事故を想定、首相官邸で防災訓練 能登半島地震以降初

2025年2月15日 17:15
原発事故を想定、首相官邸で防災訓練 能登半島地震以降初

政府は去年の能登半島地震以降初めて、原子力発電所の事故を想定した防災訓練を首相官邸で行い、住民避難の手順などを確認しました。

訓練は、鹿児島県薩摩半島沖を震源とする地震によって、川内原発の原子炉の冷却機能が一部喪失した、との想定で行われました。

首相官邸には、石破首相や関係閣僚らが集まり、石破首相は「原子力緊急事態」を宣言しました。

石破首相「先ほど私から原子力緊急事態宣言を発出し、関係自治体に対して住民の避難及び屋内退避等の指示を行いました」

官邸と鹿児島県内の自治体などを結んだテレビ会議で石破首相は、「住民の皆様の不安な気持ちに寄り添いながら、関係機関が一体となって迅速に対応してください」などと指示し、緊急時の対応を確認しました。

最終更新日:2025年2月15日 17:15