在日米軍施設と周辺 ドローン原則禁止に
防衛省は、在日アメリカ軍の15の施設とその周辺について、テロなどを防ぐため、ドローンの飛行を原則禁止とする対象施設に指定しました。アメリカ軍施設の指定は初めてです。
今回の指定は、在日アメリカ軍の司令部がある横田基地や、三沢、嘉手納などの空軍基地、横須賀、佐世保などの海軍基地、海兵隊の拠点である普天間基地など15箇所にのぼります。
施設の区域と、その周囲およそ300メートルの上空ではドローンの飛行が原則禁止されます。
このうち沖縄のキャンプ・シュワブは普天間基地の移設先である辺野古崎周辺の海域も含まれます。
アメリカ軍施設が指定されるのは初めてで、防衛省は「重要な施設は今回指定した他にもあり、順次指定したい」としています。
また自衛隊についても、航空部隊が所在する14の施設が追加指定されました。