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南スーダン 司令部要員の派遣期間1年延長

2020年5月22日 16:52

南スーダンでのPKO(=国連平和維持活動)の期間を国連が延長したことを受け、政府は22日の閣議で、自衛隊から派遣している司令部要員の派遣期間を、1年延長することを決めました。

政府は2011年から順次、南スーダンにPKO司令部要員や施設部隊を派遣し、道路整備などを行ってきました。このうち施設部隊は2017年に撤収していますが、司令部要員の自衛隊員は活動を続けています。

3月に国連安保理が活動の1年延長を決めたことを受け、派遣期間を来年5月末まで1年延長することが22日に閣議決定されました。

河野防衛大臣は会見で、政権が安定するにはまだ時間がかかるとの認識を示したうえで、次のように述べました。

河野防衛相「南スーダンの安定をしっかりと支えていくことは、俗にアフリカの角といわれる地域全体の安定にもつながってくると思いますので、司令部要員、しっかり頑張ってもらいたい」

要員の交代は7月以降を予定しています。