立憲民主党、今夏の参院選で略称「民主党」に 国民民主党と重複の可能性も
立憲民主党は、ことし夏の参議院選挙で、略称は「民主党」を使うことを決定しました。
立憲民主党は、ことし夏の参議院選挙で、略称は「民主党」を使うことを19日の常任幹事会で決定し、20日の両院議員総会に報告しました。
去年の衆議院選挙では、立憲民主党と国民民主党の略称が「民主党」で重複し、比例代表で「民主党」と書かれた、いずれの党に対して投票したかわからない票がおよそ360万票にのぼり、そのほかの両党の得票数に応じて比例配分されていました。
西村幹事長は、国民民主党に党首会談で協議したいと申し入れたが、受け入れてもらえなかったことを明らかにし、「総務省への届け出時期が迫っていることから判断した」と説明しました。
国民民主党の玉木代表は「我々は終始一貫して略称は民主党なので、過去の経緯もふまえて検討し、今月中に結論を出したい」と話していて、再び略称が重複する可能性が高まっています。