国民民主党 野党合流へ“大詰め協議”
立憲民主党との合流をめぐり、国民民主党は現在、大詰めの議論を交わしています。
午後5時すぎ、国民民主党の両院議員総会が続いています。巨大与党に対抗しうる新たな野党が誕生するのか、山場を迎えています。
国民民主党・玉木代表「改革中道政党を掲げてきた我が党の解散解党を皆さんにご議論頂きます。立憲民主党との合流協議について、きょうは結論を得たい」
総会では、国民・立憲両党をそれぞれ解党した上で合流新党を結成することや、新党の綱領などが了承される見通しです。ただ、玉木代表は合流には加わらず、別の新党を立ち上げる考えで、国民民主党は分裂することになります。
今後の焦点は、それぞれの新党の規模です。立憲民主党幹部は、合流新党には両党の大半の議員が参加し、150人規模となる見通しを示しています。
一方、玉木氏の新党について、国民の中堅議員は「10人規模にとどまるのではないか」と指摘しています。ただ、労働組合出身の参議院議員の中には「合流新党とは『原発ゼロ』などの政策が相いれない」として態度を保留している議員もいて、今後、両陣営による多数派工作が激しくなりそうです。