総務省は、昨年度1年間に全国の自治体に寄せられたふるさと納税が、前年度比で2割増え、9654億円にのぼったと発表しました。3年連続で過去最高を更新しています。

松本総務相は会見で、昨年度のふるさと納税が、前年度から16.3％増えて、総額9654億円となり、3年連続で過去最高を更新したことを明らかにしました。コロナ禍での「巣ごもり需要」の影響が続いたものとみられます。

都道府県別に見ると、北海道が1452億円で4年連続で1位、2位の福岡県に3倍近く差をつけました。前年度2位だった宮崎県は、これまで多くの寄付を集めてきた都農町がルール違反で制度から外れた影響で、3位に転落しました。

市区町村別に見ると、ここ数年トップ争いをしている宮崎県都城市が前年度1位だった北海道紋別市からトップを奪還しました。