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国土強靱化「5か年対策」を閣議決定

2020年12月11日 18:41

政府は11日の閣議で、近年の災害の激甚化などに対応するため防災・減災、国土強靱(きょうじん)化に関する来年度からの5か年対策を決定しました。

11日に決定された国土強靱化の「5か年加速化対策」では、事業費の総額は15兆円規模となっています。

ダムの事前放流の推進や遊水池の整備などによる流域治水対策などを進めるほか、道路や橋、学校施設などのインフラの老朽化対策、さらにこうした対策を効率的に進めるためのデジタル化の推進など、123項目の対策を5年間で集中的に実施する方針です。

閣議に先立ち行われた、国土強靱化推進本部で菅首相は、「省庁、自治体や官民の垣根を越えて、引き続き災害に屈しない国土づくりを進めるようお願いする」と関係大臣らに指示しました。