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自民党案 夫婦別姓“更なる検討進める”

2020年12月15日 21:36
自民党案 夫婦別姓“更なる検討進める”

選択的夫婦別姓の導入をめぐって、自民党は家族の一体感や子供への影響を十分に考慮した上で、更なる検討を進めるとの案をまとめました。

政府は「第5次男女共同参画基本計画」の策定にあたって、選択的夫婦別姓について「政府においても必要な対応を進める」という案を自民党に示していました。

これについて、自民党は3回にわたって議論を重ねてきましたが、賛成派と反対派の意見が対立していました。

15日に開かれた4回目の会議では、選択的夫婦別姓という文言を削除した上で、「夫婦の氏に関する制度のあり方に関し、家族の一体感や子供への影響を十分に考慮し、司法の判断も踏まえ更なる検討を進める」との案に修正することでまとまりました。

賛成派・井出議員「第4次計画は『導入を検討』。今回は『具体的な制度のあり方をさらに検討』。だからまあ、後退かといわれると現状、多少、足踏み感はありますけど最低限の踏みとどまりかな」

今後、与党内で手続きを進め、政府は今週中の閣議決定を目指す方針です。

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