岸防衛相 イラン国防軍需大臣とテレビ会談
岸防衛大臣は、イランの国防軍需大臣とテレビ会議形式で会談し、日本関係船舶の安全確保のための、自衛隊の中東派遣に理解を求めました。
岸大臣と、イランのハタミ国防軍需相との初めてのテレビ会談は、日本側からの申し入れで行われ、午後5時からおよそ30分間行われました。
岸大臣は、中東海域で日本関係船舶の安全確保のため活動している、海上自衛隊の派遣を年末まで1年間延長したことを説明し、安全確保に協力を求めました。
自衛隊の派遣は、イランと対立していたアメリカのトランプ前政権の呼びかけに応じたものです。
これに対し、ハタミ国防軍需相からは、日本側が透明性をもって説明しているとして、感謝の意が示されたということです。