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総務省の接待問題めぐり…検証委が初会合

2021年3月17日 11:54
総務省の接待問題めぐり…検証委が初会合

総務省で17日朝、民間企業からの接待により行政が歪められたかを検証する「情報通信行政検証委員会」の初会合が開かれました。

委員会は行政学の大学教授や放送技術に詳しい研究者ら第三者だけで構成され、座長には、検察官の経験もある吉野弦太弁護士が就きました。

武田総務大臣は初会合で挨拶し、「第三者の立場から正確かつ徹底的に検証をすすめていただきたい」と述べました。

委員会は今後、許認可などの政策決定と接待の時期を時系列で調べ、接待が決定内容に影響しなかったかどうか調べる方針です。

情報通信行政検証委・吉野座長「どうしてここで考え方が変わったのでしょうか。それについて総務省がどこまで客観的なエビデンスに基づいて説明できるのか、そういう視点で厳しく徹底して検証していきたい」

また、総務省では職員に対する接待の有無の調査も別途、行われている事から、検証委員会の結論がいつ出るのか、見通しは立っていません。