加藤長官“法案ミス”陳謝 再発防止へPT
政府が提出した法案の条文などに、相次いで誤りが見つかっている問題で、加藤官房長官は国会で陳謝した上で、再発防止に向けプロジェクトチームを立ち上げることを明らかにしました。
政府が国会に提出した法案をあらためて調べた所、25日までに、あわせて24の法案などに134件の誤りがあったことがわかりました。
加藤官房長官は国会で「心からおわび申し上げる」と陳謝すると共に、原因究明や再発防止のため、省庁横断のプロジェクトチームを立ち上げることを明らかにしました。
立憲民主党・安住国対委員長「霞が関においての一罰百戒ではありませんけども、戒めとなって、こうした間違いが起こらないように、再発防止につとめてもらいたい」
野党側は、誤りが無いと確認できるまで関連法案の審議に応じない構えでしたが、加藤長官の説明を受け、26日以降、国会審議に応じる方針です。
一方で、2度にわたり法案の条文に誤りが見つかった産業競争力強化法の改正案については、法案の出し直しを求めています。