日中外相電話会談で“深刻な懸念”伝える
5日夕方、日中外相電話会談が行われ、茂木外務大臣は中国の王毅外相に対し、中国の海警法や香港情勢、新疆ウイグル自治区の人権状況について改めて深刻な懸念を伝え、具体的な行動を強く求めました。
日中外相電話会談は中国側からの呼びかけでおよそ1時間半にわたって行われ、両外相は共に責任ある大国として地域・国際社会に貢献していくことの重要性を確認しました。
茂木大臣は中国の海警法や香港情勢、新疆ウイグル自治区の人権状況について王毅外相に改めて深刻な懸念を伝え、具体的な行動を強く求めました。
北朝鮮情勢については非核化に向けた連携を確認し、安保理決議の完全な履行の重要性で一致したということです。
また、ミャンマー情勢については茂木大臣が「国軍に対し暴力の即時停止、関係者の解放などを要求している」と述べ、両外相は事態の解決に向けた国際社会の連携の重要性で一致したということです。