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都“大規模接種”自衛隊医官ら中心に運営へ

2021年4月27日 13:47
都“大規模接種”自衛隊医官ら中心に運営へ

国が運営する新型コロナウイルスの大規模ワクチン接種会場について、菅首相は27日朝、東京では5月24日の開設を目指し、3か月間、自衛隊の医官らが中心となって運営するよう、岸防衛相に指示しました。

岸防衛相「東京でのこの大規模接種センターを、5月24日に立ち上げる。3か月間設置をすると、それから同様に感染拡大が顕著である大阪府を中心とする地域について、適切な支援も行うとこういうことであります」

菅首相は27日朝の閣議の後、岸防衛相に対し、各省庁と連携して、防衛省が大規模接種の実施にあたるよう求めました。大阪府を中心とする地域についても、適切な支援を行うよう指示しています。

東京の大規模接種会場は、千代田区・大手町にある政府庁舎に設置される予定で、接種対象は、東京・埼玉・千葉・神奈川の1都3県に住む人を想定しているということです。

大規模接種は、自衛隊病院が出先で医療行為を行う異例の形式となります。防衛省は27日、幹部会議を開き、何人程度の医官や看護官を派遣できるかなど協議することにしています。