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南スーダン自衛隊派遣 1年延長を閣議決定

2021年5月21日 10:36

南スーダンでのPKO(=国連平和維持活動)の期間を国連が延長したことを受け、政府は21日の閣議で、自衛隊から派遣している司令部要員の派遣期間を1年延長することを決めました。

政府は2011年から順次、南スーダンにPKO司令部要員や施設部隊を派遣し、道路整備などを行ってきました。このうち施設部隊は2017年に撤収しましたが、司令部の要員として4人の自衛隊員が活動を続けています。

国連安保理が活動の1年延長を決めたことを受け、21日の閣議で、来年5月末まで1年間、派遣を延長することが決定されました。

岸防衛大臣は閣議後の会見で、「自衛官の派遣を通じ、南スーダン国際平和協力業務への貢献を継続し、引き続き積極的平和主義を実践していく」と述べました。