公職選挙法違反の疑いで再捜査が進められている中、菅原一秀前経済産業大臣が議員辞職願を提出したことを受け、野党側は国会で説明するよう自民党に求めました。

立憲民主党の安住国対委員長は、自民党の森山国対委員長と会談し、菅原議員に対して辞職する前に疑惑について、政治倫理審査会で説明させるよう求めました。

また、菅原氏には６月１日の在籍を基準に、議員の半年分のボーナスおよそ３１４万円が全額支給されることから、野党側はボーナスを受け取るために、１日、辞職願を提出したのではないかと批判しています。

立憲民主党・安住国対委員長「１日出ただけでボーナス丸々もらって、言葉悪いけども、国会からトンズラするというのは許されるのかな」

森山国対委員長は、野党からの要望があったことを菅原氏に伝えるとしました。

一方、自民党は菅原氏が提出した離党届について、２日、党紀委員会で了承し、正式に受理しました。