国民投票法改正案 参院・憲法審査会で可決
憲法改正の手続きを定めた国民投票法の改正案は9日の参議院・憲法審査会で自民党や立憲民主党などの賛成多数で可決されました。11日の参議院本会議で成立する見通しです。
立憲民主党・小西洋之議員「CM規制を法改正でやらなければ国民投票法は発議できない、発議すべきではない、そんな考えでしょうか」
自民党・中谷元議員「私としては個人的に法改正が必要ではないかと考えているところでございます。これからどのような規制が必要なのか、また適当なのか、政党間で真摯な議論を踏まえた上で幅広い合意を形成する必要があると考えているところであります」
改正案は、公職選挙法に合わせて駅の構内などにも投票所が設置できるようにすることなどが盛り込まれていますが、立憲民主党などの反対でおよそ3年にわたって採決が先送りされていました。
しかし先月、「CM規制」などについて「3年以内に検討し、必要な措置を講ずる」とする立憲民主党の修正案を自民党が受け入れ、今の国会での成立で合意していました。
改正案は11日の参議院本会議で成立する見通しです。