大規模接種センター対象を64歳以下に拡大
東京と大阪の新型コロナワクチン大規模接種センターについて、防衛省は余った予約枠を活用するため、接種の対象を全国の64歳以下にも拡大する方針であることが分かりました。
自衛隊が運営する大規模接種センターでは現在、全国の65歳以上の高齢者を対象に接種が進められていますが、今月27日までの予約状況は依然、低調で、東京・大阪あわせて予約枠におよそ13万の空きが出ています。
防衛省関係者などによりますと、こうした状況を受け、防衛省は接種対象の年齢を大幅に拡大し、全国の18歳から64歳の人にも接種を行う方針を固めました。
接種券を持っていることが条件で、基礎疾患がある人や高齢者施設で働く人が優先されるということです。早ければ15日にも方針を決定する予定です。