自衛隊機輸送アフガン人をパキスタンに輸送
アフガニスタンからの退避のために派遣された自衛隊の輸送機が、26日、アフガニスタン人14人をパキスタンに輸送していたことが分かりました。
政府関係者によりますと26日、自衛隊のC130輸送機がアフガニスタン人14人をアフガニスタンの首都カブールからパキスタンのイスラマバードまで運んだということです。この輸送は第三国から日本政府への依頼に基づいて行われたもので、日本大使館の関係者など元々輸送を予定していた人たちではないということです。自衛隊法の「在外邦人等の輸送」の規定に基づき、外国人を輸送したのは今回が初めてのことです。
自衛隊の輸送機は27日、日本人1人をパキスタンへ退避させましたが、アフガニスタンには依然として日本大使館などに勤めるアフガニスタン人とその家族およそ500人が残されていて、政府は退避に向けた努力を続ける方針です。