自民党総裁選 河野氏まもなく立候補表明へ
自民党総裁選挙の告示まであと1週間となる中、河野ワクチン担当大臣が10日午後会見を開き、立候補を表明します。
会見に先だち河野氏は、自らが所属する麻生派の議員と会合し、自身の政策などを説明しました。このあとの会見では、「日本を前に進める」をキャッチコピーに、「自民党を変え、政治を変える」などと改革姿勢をアピールする考えです。
立候補をすでに表明している高市前総務大臣は、防衛関係費の大幅な増額を主張しています。今年度の5兆3000億円あまりから、およそ10兆円に倍増することも検討すべきとの考えを示しました。
また、岸田前政調会長は、東京医科歯科大学の関係者とリモートで意見交換し、「誰でも必要な時に適切な医療にアクセスできる体制をつくっていかなければいけない」と述べ、医療難民ゼロを目指す考えを示しました。
立憲民主党・枝野代表「今、政治がやらなければならないのは、総裁選挙よりもコロナ対策である」
一方、立憲民主党は、コロナ対策の緊急提言をまとめました。政府に対し、低所得世帯などに1人10万円の給付や、新たな持続化給付金。さらに、「教職員へのワクチン優先接種」や「感染拡大地域の生徒へのPCR検査の実施」などを実現するため、速やかに支出を決めるよう求めています。