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新総裁選出 枝野代表「自民は変われない」

2021年9月29日 21:36
新総裁選出 枝野代表「自民は変われない」

自民党の岸田新総裁の選出を受け、立憲民主党の枝野代表は、「自民党は変われないということを示した」と批判し臨時国会では予算委員会を開いて審議するよう求めました。

立憲民主党・枝野代表「新総裁として安倍・菅政権と何がどう違うのかを説明いただくことが、まず最初だというふうに思っています。残念ながらここまで拝見をしていると、自民党は変わらない、自民党は変われないということを示した新総裁の選出だというふうに思っております」

枝野代表はこのように批判した上で、来月4日に召集される臨時国会では十分な日程を取り、予算委員会を開いて審議するよう求めました。

共産党・志位委員長「政治の中身においては、まさに安倍・菅直系政治を選んだと。党の表紙だけ変えても中身は変わらない。コロナ対応の無為無策と逆行、強権政治、腐敗政治によって行き詰まった自公政治そのものを終わらせる、政権交代こそ今求められている」

また、日本維新の会の松井代表は、「党員投票や地方の県連の票とは真逆の方向で、派閥の力で総裁が決まる。国の改革を前に進める意味で本当にそれが良いのか」と批判しました。

一方、国民民主党の玉木代表は、「非常に安倍元総理の影響が強く表れた選挙だった」「野党の意見であっても良いと思ったものは取り入れてもらい、聞く耳を持った総理総裁になっていただきたい」と述べました。

また、社民党の福島党首は、「変わらない自民党の象徴としてのまさに変わらない総裁。自民党の国会議員が一般の党員とすら意識がずれてきてしまっているのではないか」と批判しました。