非常任理事国の選挙“次は2032年に立候補”松野官房長官
松野官房長官は、2032年の国連安全保障理事会の非常任理事国の選挙に、日本が立候補すると明らかにしました。
安保理は5か国の常任理事国と毎年5か国が改選となる非常任理事国10か国で構成されています。日本は今年1月から非常任理事国を務めていますが、松野長官は、次は、2032年の選挙に立候補する考えを明らかにしました。
松野長官「安保理の議論に貢献し、国際の平和と安全の維持と法の支配に基づく国際秩序の強化を目指していきます」
日本は2009年以降、6年ごとに非常任理事国を務めてきましたが、今回は当選しても9年ぶりになります。
日本は安保理メンバーとして北朝鮮の核・ミサイル問題の議論で主導的な役割を果たしてきただけに、ある外務省関係者から「日本の存在感を示す機会が減ってしまう」との声もあがっています。