国民民主党は11日、東京都内で党大会を開きました。この中で玉木代表は、「対決より解決」の姿勢で政策実現を進めていく方針を打ち出しました。

国民民主党・玉木代表「私たちは、右や左に真っ二つに分断されるような極論にはくみしません。そして議論を尽くし、現実的な解決策や政策をつくりあげていく」

国民民主党は党大会で、「給料を上げる。国を守る。」などとする活動方針を採択し、玉木代表は「給料が上がる経済の実現を最優先課題として取り組む」と強調しました。

さらに、党大会では、この春の統一地方選挙で改選議席の倍増を目指す、との目標を決めました。

玉木代表は「政策実現を目指す」路線で他の野党との差別化をはかりたい考えです。しかし、「政府与党に利用されているだけ」との批判も根強く、この路線で党の支持拡大につなげられるか、手腕が問われることになります。