海自護衛艦 初めて台湾海峡を通過「き然とした態度を示すため」
海上自衛隊の護衛艦が初めて台湾海峡を通過したことが関係者への取材でわかりました。
複数の政府関係者によりますと、海自の護衛艦「さざなみ」が25日午前、北側から台湾海峡に入り、十数時間かけて25日夜、通過したということです。
台湾海峡は、アメリカなどは船が自由に行き来ができる国際水域と主張していますが、中国はそうではないと主張しています。
日本はこれまで中国に配慮して自衛隊の船が台湾海峡を通ることはしなかったので今回が初めてです。
中国は先月、初めて日本の領空を侵犯するなど軍事活動を活発化させており、日本政府は「き然とした態度を示すため」通過を決めたということです。
最終更新日:2024年9月26日 11:48